今までで1番きれいに鮭を焼けた夜のこと。 自分でも、本当にこれを自分が焼いたのかと思うほど、まるで旅館の朝食のパンフレットに載っているような焼き色のついた鮭。 食欲をそそる香りに、香ばしい焼き色。 「えっ!これどうやって焼いたの?いつもの鮭?高級な鮭?」 目の前に置かれた焼き鮭を見て驚く恋人。 でもこれは、いつものお魚屋さんの、いつもの鮭。 たったひとつ違うことは、焼く前に少しのお塩を振り、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取ったこと。 料理をする人にとっては常識なんだろうけど、私のような料理初心者にとっては、なるほどと思うひと手間。 香ばしい鮭を食べ始めた恋人が「今までの人生で食べてきた全部の鮭を、このやり方で焼き直してもう一回食べたいくらい美味しい」と言うので、思わず笑ってしまう。 大げさだなぁと笑いながらも、褒められると次はもっと上手に焼きたいと思ってしまう。 褒められるってものすごい大きなパワーを作ると思う。 そもそも「鮭の美味しい焼き方」を検索したのも、前回より美味しく作りたいと思ったからで、もっと彼を喜ばせたい、もっと「美味しい」と言ってもらいたい、もっと、、、そんな気持ちからだったから。 恋人と出会う前はほとんど料理なんてしていなかった私が、今では少し手間のかかるもの、例えば何時間も煮込んで取る鶏がらスープや、前日から準備する漬け込み料理までするようになったなんて。 それも全部、毎回ちゃんと褒めながら美味しそうに食べてくれる人のおかげ。 褒められることで人って大きく変われるし、成長できるなと思った焼き鮭の夜。 私も素直にたくさん人を褒めていきたいと思いました。 今日からサマータイムが始まったフランス。 桜も咲き、本気の春が楽しい季節。 3月前半の切り取り、皆さんは何枚目がお好きですか? 2,3 : Recto Verso rectoversocafe 8,9 : Musée d'Orsay museeorsay 11,12 : Maison Méert meert_1677 #paris #パリの人々 #愛すべき小さな日常
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