「ゴッホって何歳まで生きたんだっけ?」と突然何か思いついたように聞く恋人。 数日前の、グランパレの巨大な展示場で。 私たちが見ていたのは、アンリ・マティスの晩年にフォーカスした展覧会。 「37歳だけど、急にどうしたの?」 何で今ゴッホなんだろう?と思う。 「マティスの初期〜中期の作品は、装飾も多くて細部まで細かく描かれているけど、晩年は簡略化されて、概念みたいな本質だけになっていくよね。 そんな経緯を辿る画家は他にもいるし、もしゴッホがもっと長く生きていたら、晩年彼もそうなっていたのかなと思って。」 『もしゴッホが長生きしていたら!』 ゴッホ好きにはたまらない、なんて甘美な想像。 今までそんなこと考えもしなかった。 私の中でゴッホは、あの最期の作品「木の根と幹」で完結していて、もしもっと生きていたら描いただろう作品なんて考えてもみなかった。 もしマティスのように80過ぎまで生きていたら、ゴッホはどんな絵を描いたのだろう。 マティスやモンドリアンやセザンヌのように、どんどん情報量を削り、本質だけ残したような純化された絵を描いたかもしれない。 もしくはゴヤのように、細部を削ぎ落とし、もっと根源的な感情の叫びのような絵を描いたかもしれない。 もしゴッホが長生きしていたら、という答えのない妄想、、、。 80歳のゴッホが描く絵を見てみたかったと心から思う。 . 雨が降り、少しひんやりとした日が続く最近のパリ。 青空に浮かぶ夏みたいな雲も、しっとりと雨に濡れたバラも美しかった5月前半の切り取り、皆さんは何枚目がお好きですか? 3 : Merlo Caffè merlocaffe 5,6,7 : Musée Rodin museerodinparis 9,10 : Gourou gourou_indianfoodco 11,12,13 : Le Grand Palais le_grand_palais #paris #パリの人々 #愛すべき小さな日常
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